カテゴリ:Lakin's THAI diary( 5 )

2004年 11月 20日
2004.11.19 バンコク旅日記.5 練習&本番編
b0054875_73234.jpgさてあとは練習練習また練習です。ちなみに練習といえどもドラムセットがあるわけではありません。曲を聴きまくって要点を教えてもらってエアードラム(ドラム叩くふりね)するだけです。ライブでは全部で3曲やるけどそのうちドラム曲は2曲。そのうちの1曲「Sudnarok in the morning」を主に覚えてほしいとのこと。「練習は一日だから、たくさん期待はしていない」といいつつ、高みを目指してどんどんスパルタになるbanggくん。ヒー!須藤さんとワタシを一緒にしないでー!ワタシはすっごくいけてる(!)ドラマーだけどめちゃヘタなんだぞ!(きっぱり)

でもわたしも「アタイなんてはこの程度しかできない!」とかハスッパに決めこまずに真っ白に曲を聴きまくって、banggくんのこの曲が何を言いたいのかわかるよう心を澄ましてどんどんしみ込ませよう〜としました。あとbanggくんは結構人格者ではありますが、指導方法は自分の世界に入りすぎてオリジナルオノマトペで繰り出されるので、なかなか苦労...。でもあまりにも自分の世界に入ってる感じが素晴らしいので吹き出しちゃっておもろかったです。素晴らしいものってたまに笑えるっしょ。でもワタシも途中でプチっと頭の回路が切れて「もー、お前何言ってるか全然わかんねーよ!」と咆哮(爆笑しながらだったけどね!)。

そんなわけでワタシもあられもなくエアドラムしまくり、banggくんもあられもなくコンダクトしまくりで、とりあえず曲はめちゃめちゃ聴いただろう明け方5時頃、もう脳みそに糖分がゼロになってきたのでお開き。ふと後ろを振り返ってみるとスギヤマさんはがくんがくんと船漕ぎまくり。よく頑張ったぜ、一日マネージャー....。タクシーで帰宿。

朝10時に競馬場集合だったのでまた朝9時ロビーにスギヤマさんと集合。さすがにカオマンガイとか食べられる気分じゃなかったのでカフェで朝食。スギヤマさんはパンケーキ、ワタシはミロ(!)とフルーツヨーグルト。あんなに何十回も聴いたのに目が覚めたら曲をさっぱり忘れてて驚いた。でももう一回聴いたら絶対思い出せるだろー、ケセラセラー(オレB型)。しかもカフェのTVでサッカーがやってて、ふと見たら中村俊輔!なんとなく吉兆を感じた。(いろんな現象を吉兆に結びつけるの大得意)


b0054875_7334637.jpg待ち合わせ時間より早くついたのに競馬場入り口でbanggくんと遭遇。しかし浮かない様子。なんと昨夜FESの中で喧嘩があったり色々クレームが来たとかで時間に大幅な変更があるらしいとのこと。...うーん、タイのフェスってゆるすぎて出演者にはちょっち大変かもねー。しかも酔っぱらいがことの発端だったせいで本日のアルコール販売は禁止!ショーック!学園祭みたいだね.....トホホ。
まったくひとけのないブースゾーンへ行き早速曲を聴こうとするがまだ電源が通ってない。しばしこの広くて無人の競馬場フェスの空間感を楽しんで過ごす。
出番は19時からのはずが16時に変更。緊張する時間が短くなってよかった。でも別に緊張してないけど...。なんかもう夢のまっ只中みたいなんだもんで、なにがどうなってももう全部オッケーっすよって感じだった。外が暑いとかタイの気候のせいかなー?

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12時からリハーサル。でっかいくらげのようなドームに侵入。あたりまえだけどタイに来て初めてドラムセットに座る。わたしはドラムが大好きなのでドラムに座っただけで気分が良くなる。ドラムセットの中にいると我が家のソファに居るかのようにくつろぐよ....。このフェスは大きい〜くじらみたい。そのくじらの胃の中に、これまた大きい〜クラゲがいて、さらにそのおなかの中にドラムセットがあって、さらにその中にワタシはいるんだなあ〜、ちっちゃいなあ、自分....とか考えて楽しくなった(小学生とか多分よくこういうこと考えてるはず)。

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CliquetparのいるレーベルSo::onのリーダーでSpace buchaの清水さん(タイ在住)がスティックとか用意してくれたようで、更にお水持ってきてくれたり、言葉がイマイチ通じぬ不安な環境の中何かと気を使ってくださり感謝!てなわけでリハーサルスターツ。生まれて初めてヘッドホンをしながらの演奏。ヘッドホンでクリック音を聴き、アンプからBangg君が出してる音を聴く。なにしろ時間がないので、いろんな自分のバリアを取っ払って最短距離で良い演奏にしようと恥じることなくヘタ全開で叩きました。そして曲の要点もうまいこと合わせられてなかなか良いリハーサル。しかしたまに音が膨張&拡散して聞こえなくなるのが気がかりだが....。しかしなんにせよイメトレばっかり何時間もやっていた物をドラムでやれただけでもかなり幸福感が押し寄せて血が泡立った。

「とにかくサインを出すからそれを見てね!」「おう!」と頼もしく交歓したあと、軽くご飯を食べたら、アラもう本番。KiiiiiiiTシャツに着替える。BanggくんもCliquetparTシャツ(20世紀少年”ともだち”Tシャツ)に着替えて本番です。

舞台に上ってKiiiiiiiiの時と同じようにバムセを取り出す。「あのさーワタシこいつがいないとうまく演奏できないから舞台にいさせてやって☆」とBanggくんにバムセを見せると「なんだそのキモチワルイ奴は〜!」と罵られましたが、意に介さずターンテーブルにバムセ鎮座。以下写真で。


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と言う訳で.... どんなだったかというと、本番はもうもーーーーのすごい音の拡散ぶりで音がネズミのように逃げて溢れて行き、霧や綿雲のように膨らみ、さっぱり曲の正体がつかめぬまま最後へ到達してしまいました。1曲目の全然練習してないインプロ大会(曲名忘れた...)はだいぶ気分よくできました。2曲目、Banggくんがひとりで演奏する「Farewell bitch」(ひでえタイトル!)でもこれがまた良い曲でね。ワタシは特等席でその演奏を聴けたので、ドラムセットに座りながら超ノリノリで踊りました。その時ワタシはとてもCliquetparのファンだなあと思い、こんなところで見れてなんてラッキーなんだと感じました。
そんなこんなで3曲目の「Sudnarok in the morning」....。上に書いた通りです。でもその霧の中、「曲は今何を言っている?」「banggくんは今何を言っている?」と全身でテレパシーでわかろうわかろう!と頑張って最後だけは合わせられました。終わったあとお客さんから拍手をもらい、そしてBanggくんと握手をして退場。
もっともっと良いドラムができたはずだからすごく不完全燃焼でトホ!っていうのが正直な気持ちだけど、でもやるだけのことはやったし、しょうがない。そうだ、しょうがない!フガー!となっていたらいろんなお客さんたちに話しかけられ「すごくよかった!こんなの見たことがないよ」と言われた。そうだよね、Cliquetparくんはすごいんすよ、だからちょっとゆらいだって初めて見た人々はまったく意に介してないみたい。良かった良かった。みんな楽しんでくれたのね。
それから「あなたはきっと普段はパンクのような音楽をやっているようなドラムだったね」と2人に言われた。まあそうっちゃそうです。

しかしやっぱり終わってほっとした!あとは....遊ぶだけー踊るだけー騒ぐだけー!FUTON!Fantastic plastic machine!
(つづく)
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by kiiiiiii | 2004-11-20 07:47 | Lakin's THAI diary
2004年 11月 20日
2004.11.19 バンコク旅日記.4 FAT FES初日の続き
b0054875_725050.jpg微妙なところで終わっていた前回のタイ日記。FAT FESに潜入しまして立ち並ぶブースでお買い物(CDばっかだけど...)をエンジョイしまくり...というところでしたね。写真のブースは名前わからないけど多分「Nong ta prachan」というレコード屋さん(袋にはそのようにかいてある)。意味は?と聞いたら「brother name road」ってことだがそれも意味わかんないや...。ここですげーかわいい(?)女の子2人組のジャケを発見。気になるのでどんな内容なのか聞いてみると「ガールズヒップホップ」だって。タイのハルカリ!? ジャケが透明シールとの合わせ技でできてるところも可愛いので購入ー。MR.SISTERという子たちだそうです。(実際聴いたら全然ヒップホップじゃなかった!どっちかっつーと初期篠原ともえ)他にも女の子パンクとかない?punkじゃなくても女子ボーカル。bear gardenとか好きなんだけど、と聞いたらFrom the makers of casablancaと言うバンドを勧められる。女子ボーカルで、bear gardenと同じpanda recordsでFat fesにも出てる。ジャケや曲のタイトル(”One eyed monster”とか)の感じから良いかもと購入。

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b0054875_76163.jpgこちらは「SOI」のふたり言うところのタイ・インディー3大レーベルのひとつ”small room”のブース。他に比べて大きい! 2日めの大トリ、Fantastic plastic machineのCDやグッズも売ってます。ここでsmall roomのコンピやdeath of a salesmanのCDを購入。そしたら売り子がdeath of a~のサポートギター&ベース(death of a~はボーカルとギターだけで他はサポートメンバー)で「日本で見たよ!良かった」と言ったらとっても喜んでいた。ワタシも会えてうれしいよ!



フードコートでたこ焼きみたいなものを発見。でもでもタコじゃなくてムール貝みたいのが入ってるし半球でフィニッシュ。名前は「ハイハァ」と教えられるがイマイチわかりません。でも味はめちゃ好み。タイにまずいものなし!
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日も暮れてきたところ遠藤さんから電話で招集。「Cliquetparを紹介するから来い。」実は遠藤さんとこの日待ち合わせで会った時「ドラム叩きたいよねー?」と聞かれて「あー、叩きたい叩きたい」なんて言ってたら、その後携帯メールに「クリケットパールのライブのドラムが準備ができた。」みたいに入っていて。「ワッサワッサ?!」なんて思ってたら......もうその後は野となれ山となれ、びびってる暇等ありません。CliquetparのいるレーベルSO::ONのブースに行ってCliquetparと初対面!わー、KKKの帽子被ってないじゃん!(アーティスト写真参照)もっとごつくて悪そうな奴かとおもっていたら意外にも友達っぽい感じ。CliquetparくんはBanggくんという同じ年くらいの男の子で日本語も英語も喋ることができる。すごい。ワタシと誕生日が一緒の友達中村ヨシタカくん(誰だー)に雰囲気がめちゃめちゃ似てて親近感。(写真右がBangg)
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ひとまずCliquetparのSOI FES TOKYOのDVDをその場で見ると....ニャー!とても良い。すずえりさん(声)、須藤俊明さん(ドラム)と3人でやってるんだけどもんのすげえかっこいい。超良いライブ(生で見たかった...昂揚して踊りまくってたと思うよ、これは!)。つーか良い曲!脳みそ泡立って気持ちよくなってきたー....。ちなみにBanggくんの動きは(音もちょっと)イルリメに似ていることも発見。そして逆にBanggくんはkiiiiiiiのDVD(ギャラクティカ)を見てニャー!と爆笑で大喜び!「なにこれなにこれ!変!パンク大好きだよー」とか言ってました。ええそうです、変ですよKiiiiiiiiは....。ひとまずこの状況を意気投合したとみなし、じゃあ一緒にやってみようか、大丈夫、その場の感じで叩いていいから...となり、じゃあもう今から帰ろう、すぐ練習しよう、と相成った訳であります。.....オイオイ!

Banggくんの友達でイギリス人のKimちゃん&クローイー(spellわからない)、そしてスギヤマさん、わたしの5人でBanggくんカーで帰ろうとするもFES会場の中は人がぎゅうぎゅうだし出口はふさがってるしで出られずじまい。結局tuk tukに5人乗り(こっちもぎゅうぎゅう!)して宿まで帰る。しかもこのtuk tukがまためちゃめちゃぶっ飛ばす!たのすぃ〜な〜。(ちょっと事故りそうでこわいけど...。しかしバンコクの事故率ってどれくらいなんだろう?!)

宿にいったん戻り、シャワーを浴びて着替え、宿のレストランで軽く食事をしてから今度はタクシーでスギヤマさんとともにBanggくんちへ。(夜を徹した練習が行われるというのにスギヤマさんは「今日はオレ一日マネージャー!」と言って見守ってくれました。ありがとね!)住宅街へ入り込む。今日初めて会った人(つうかワタシが「ライブ見たいなー」と思っていたCliquetparくん)のうちにいきなり行くってなかなかないことだよね...。着きましたところは大きな門のとっても大きい家!車も2台停まってるし。家に入るとおかあさんとおばあちゃんが居てサワディーカーとご挨拶。そしてBanggくん部屋へ。ひとまずBanggくんがシャワーを浴びてる間に部屋見学。ガンダムプラモにCDにマンガ。日本のものが多いです。「覚悟のススメ」とか「鉄コン筋クリート」とか置いてある。宮崎アニメのサントラも多数。CDはミッシェルガンエレファントとかもあるよ!ヒー!親日家!(つづく)
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by kiiiiiii | 2004-11-20 07:21 | Lakin's THAI diary
2004年 11月 18日
2004.11.17 バンコク旅日記.3 FAT FESにワープ編
いちいちレポってたらラチあかなーい!というわけでFAT FESまでワープします。

b0054875_472423.jpg場所勘違い&タクシー大渋滞を経て、待ち合わせ時刻に1時間おくれて競馬場に到着。すごい人出!公衆電話から電話をかけて大群衆の中から遠藤さんを発見。遠藤さん、遅れてごめん....!すると「だからタイでは携帯持った方がいいって言ったでしょ」と言ってFat fesのチケット&パンフ、そしてなんとプリペイド式携帯電話を貸してくれました! し、し、し、親切!ジェントルマン!...はい、もう遠藤さんのいう通りッス(舎弟)!→右の麺を調味してる人物が「SOI」の遠藤さん。被ってるのは「Panda records」の帽子。このfesで被ってる人多し。

しかし思った以上に人がいるし、とにかく楽しい楽しい空気が充満してて、どのステージみよう?!どこからお買い物に行こう?!ってワクワク!!お客さんは中高生がかなり多い。無料だから若い子も来易くていいねえ。このように若い子のエネルギーを発散できるこのようなロックフェスでがあるのはとっても良いことだとお姉さん(28歳)思うよ。

遠藤さんに連れられて競馬場内へ。競馬場の観覧席から競馬場を見ると大きなステージがふたつ。ここがメインステージで交互に演奏が行われる。競馬場外にも大小5ステージくらい。そして観覧の建物(5階建て)の中はびっしりお店のブースが並んでて大にぎわい!4階5階にはタイのレーベルやCD屋、他の階は本だったり雑誌だったり、手作りの洋服とかギューギュー売ってる。コミケ+デザインフェスタ+ロッキンジャパンフェス(タイだけど)って感じでしょうか。イヤーン、どこから見たら良いのかわからにゃい!とりあえず腹ごなしに1階2階のフードコートへ。タイに来て初めてのビール!!(FAT FESはハイネケンが協賛なのでビールはハイネケンしか売ってない)ご飯(きしめんみたいな奴)を買ってるともう16時。BEAR GARDENのライブが大きいステージ右側でスタート!
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涼しくってキュートな声と音楽。2曲目くらいに私も知ってる「Lala is love」を演奏(この曲がこの旅での鼻歌ヘビーローテーション1位)。タイフード食べて、ビールも飲んで、野外のステージでBEAR GAREDEN....ほんとうに幸せー...!なんて思ってたら突然スタッフの人がステージにのぼってメンバーになにか指示をして演奏中断。タイ語で解説があるけど私にはさっぱり...遠藤さんに聞いてみるとどうも王室関係のことで、なにかクレームが来たらしい。タイは王国、立憲君主制。王室関係の車が通ったりするだけでも音を控えたりするらしいので、そういうことじゃないかとのこと。ほー、そうか。ともあれ一時中断。その間スタッフがお客さんにサービスのためにプレゼント(バッヂ?)かなにかを投げたり、いろいろ説明をしてくれる。そのうしろでBEAR GARDEN(って実はボーカルしているJUNEちゃんひとりだけであとはサポートメンバーなのかな?ちょっとよくわからないが今度聞いてみます)たちはステージ上だのに携帯でメール打ったりしゃがんでぼけーっとしたり、みんな好き勝手やってます。

なんとか再開したけど、2曲くらいやったらまたストップがかかる。うーんひどいなあ。わたしたちも江ノ島ライブでストップかけられたなあーなんてことも思い出した。

結局そのままBEAR GARDENはおわり(ヒドい進行!)。ステージをおりたJUNEちゃんに初めましてのごあいさつをしてから感想や「わたし、ファンだよ〜」ってな気持ちを伝えてKiiiiiiのバッジをプレゼント。JUNEちゃんもこの進行に少々あきれ気味だったけど(でもタイ人は怒らない。怒ると「徳が低い」っていうことになるらしいよ、タイでは。)でも、ニコニコでサンキューと受け取ってくれました。
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その後はお買い物大会〜。まずFUTONのブースに案内されると....おお!もうご本人たちがいるー!キャー!同じ日本人のmomoさんに日本語でご挨拶。お話ししてる間にも「キャー、一緒に写真撮ってくださーい!」みたいな若い子たちがひっきりなしにくる。すごい人気!わたしも、一緒にじゃないけど、写真撮らせてもらっちゃった☆。左から日本人のmomoさん、イギリス人のDavidさんとタイ人のGeneさん!もうひとりイギリス人でDJのBさんの全部で4人。ほんとにインターナショナルだべ!FUTONはゲイピープルにも大人気のバンドだもんで、フトンTシャツを着た売り子さんたちはみんなそんな感じでニュートラル・キュートっす。Tシャツも奇天烈できゃわいい。

ちなみにこのFAT FESめがけてみんな新譜を作るので、「今日発売!」とか「FAT FES限定!」的なCDが多数。FUTONもLimitedのCDをニューリリース。古いのも持ってないので2枚とも買ってサインしてもらう。ちなみにタイのCDは安い!だいたいアルバム1枚150Bから200Bくらい(1B=3円くらい)。バンドTシャツもだいたいそれくらいの値段です。(つづく)
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by kiiiiiii | 2004-11-18 04:19 | Lakin's THAI diary
2004年 11月 18日
2004.11.17 バンコク旅日記.2 まだFAT FESについてません編
つーわけで本編に突入!ショートショートに写真メインでいきまーふ。
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タイ、バンコクのドンムアン空港についたのは11/5の夜23時半ころ。タイ初上陸のわたしはスギヤマさん(なんとタイ6回目!)についてエアポートバスにのり、安宿街で有名なカオサン通りへ。何軒か断わられたあと「サワッディーイン」という宿に決定。超腹ぺこの我らは夜中のカオサン(夜中だっつうのに人が溢れまくり)の飲み屋に繰り出すも、1時以降はビール売ってないって....。トホホ!でも!でも!飯うまーい!!!ビールのみたーい!(この日はコーラで乾杯)

旅の共、バムセ氏もご満悦。(黄色いクマのぬいぐるみ。なんとこのバムセくんは30年も続いてるデンマークの国民的子供番組の主人公!ちなみに「バムセ」はデンマーク語で「くまちゃん」の意味。このマイバムセはKiiiiiiのステージにも皆勤賞!)

11/6 土曜日
朝9時、ロビーにてスギヤマさんと集合し朝食食べに屋台へ。良い天気&暑い!さむがりなのでたくさん上着もってきちゃったけど、タイって常夏なのね..。
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ゆで鶏&そのゆで汁で炊いた米の上にのっかてるタイの屋台料理「カオマンガーイ」を発見!鶏が揚げられてるヴァージョンと2つ頼んでスギヤマさんと折半。いろいろ調味料をかけて食べます。うーまーいー!そんでやーすーいー!(とうがんのスープもついて25B=約75円)しぼりたてのミカンジュース10B=30円もうーまーいー。スギヤマさんはさすが6回目だし食べるの好きなだけあって屋台慣れしてる。

SOIの遠藤さんに電話して、FAT FESTIVALの行なわれるSa Nam Ma Nang Lerng(ナンルーン地区競馬場)にて2時に待ち合わせ決定。「タイでは携帯電話持った方が良いよ!」と勧められる。ちなみに日本を出る時にも言われた。

しばし時間があるのでひとまず初めてのバンコク観光!寝釈迦様のいる「ワットポー」へ。初めてのtuk tuk乗車、たのすぃ〜(乗り物好き)! 風をダイレクトに受けながらも自分で運転しなくていい乗り物っていいなあ。
「ワットポー」到着。

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寝釈迦でっけー!涅槃deロック、you know say〜?大仏魂(元気が出るテレビ)じゃん!長さ46m高さ15mだそうでございます。おもわずおがんじゃった(自分ら、仏教国っすからね!)。いや〜寝る子は育つね〜(おっとお釈迦さまをつかまえて無礼な..)!足の裏もオシャレなことになってんな...(オシャレどころのさわぎではない?!)バラモン教の真理が108面の螺鈿細工で描かれてます。b0054875_393941.jpg
25B位を小銭に換えて一列に並んだ鉢にチャリンチャリンと賽銭していく。超おもろ〜い。リズムにのって入れると極楽行き〜(全体的にちょっぴしばちあたり感満載でお届けします)
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外の像たちも極楽な面構え...こわいよ〜ん。つうかシルクハット?!スギヤマさんが「ルイス・キャロルがバンコクに旅行してワットポーに来たときに”不思議の国のアリス”を書いたっていうのはご存知の通り有名な話だよね」てな具合にインテリな言い回しでいうので(さながら、漫画「お父さんは心配性」の北野くんがサザンを語るシーンばりに。←誰も知らねーよ!←知ってる人反応してね。しくよろ!)そうなんだ〜、言われてみるとそんな気がするかも〜、ホゲ〜、なんて思ってたら翌日「ウソに決まってんじゃん」と言われました。....おいおい、丸一日信じちゃったぞ!

その付近から渡し船で「ワットアルン」へ。
おー...タイル張りって大好きです!
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by kiiiiiii | 2004-11-18 03:30 | Lakin's THAI diary
2004年 11月 16日
2004.11.16 バンコク旅日記.1 プロローグ編
いやー...行ってきたよバンコク!そんで帰ってきたよ!というわけで、バンコク旅行記ぼちぼち綴りたいと思います。
しかし楽しかったなあ、一週間...。

そう、そもそもなぜ急にバンコクに行ったかというと「FAT FESTIVAL」という20万人集まると言われるタイのロックフェスを見に行くためだったんす。今年の4月にラジオFAR EAST SATELLITEで「タイのインディーミュージックが熱い!」というような特集をやったのですが、そのときは私はAD(しかも入りたて)として収録に参加していました。「タイの音楽?全然知らねー」って感じの私だったわけですがゲストにあらわれた「タイに留学していたタイのユースカルチャーに異常に詳しい」という謎のふれこみ(?)のひょうひょうとしたただならぬ若者木村和博君紹介によるタイのインディポップミュージックの数々を耳にして衝撃!まずタイについてあまりにも無知でステレオタイプのイメージしか持ってなかったんだけど(カレーとか、象とか、仏教とかそういうイメージね)それがしっかりぶっ壊れました。ちゃんと若者文化があるんじゃん!と。

b0054875_1810336.jpgb0054875_18101929.jpgb0054875_1810382.jpgそれからここで木村君がかけた音楽のほとんどが、タイであろうとなかろうと関係なくとにかくよくて、CDを欲しいと思ったこと。「これはエイフェックスツインみたいだね」とか「これはカーディガンズみたいだね」とか指摘はできるもののどれも独特のからっとした共通の乾度を感じる、どの国でも今まで聞いたことの無い感覚。そこにさらにインディビジュアルな味が当然入る。おもしろい咀嚼が心地いいやら気になるやら。CDのジャケットを見せてもらったらどれもなんか可愛い(紙ジャケが多い)。つうかひねりがある。

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そしてだめ押しに司会のtuk tuk cafeフーコが「タイには”FAT RADIO”というインディー音楽専門のラジオ局があり、毎年大規模なFESを主催しているんだけど、去年旅行中にそのFESに行ってびっくりしました。だってタイにこんな風なおもしろいロックやポップの音楽シーンがあるなんて!ものすごい楽しかった」と言うではないですか!なにそれー、楽しそうー、行きてー!!と妄想がbombしました。ちなみに「FESで飲むタイのビールがうまかった!」と話していたのも大きく惹かれました。

そんな訳でその収録をきっかけにタイカルチャーが気になりだすと、世の中でも「EYESCREAM」や「esquire」や 「STUDIO VOICE」など日本の雑誌がバンコクユースカルチャー特集を組み始め、9/11,12にバンコクで「SOI music festibval BANGKOK(日本からはコーネリアス、スパンクハッピーが出演。バッファロードーターの大野さんとZAKさんもZAKYUMIKOで急遽参加!)」が行われ、東京でも10/29,30,31にSOI music festival TOKYOが行われたのです。その直前にFAR EAST SATELLITEではふたたび木村君と、「SOI」の相棒というかリーダー(?)の歌って踊れる脅威の建築家、遠藤治朗さんの2人をゲストに迎え、バンコクでのフェスについて、そして今度行われる東京でのSOI fesについて話を伺いました(今回の司会はワタシ!)ますますタイへの興味は募るばかり....。しかも「KiiiiiiもSOI fes初日に出ない?」とお誘い!「ライブは控えてレコーディング!」と決めていた期間だったので大いに迷いましたが、あまりにも面白そうだったので出る必然性を感じ出演を決意。ただしシークレットで、という条件で。

しかしみなさんご存知の通り、ウタコののどの病により出演できなくなりまして....しかし、SOIに、タイに、興味津々の私は初日からお客としてはりきってわりきって見に行ってきたわけです。そのへんのことは以前にも日記に書いたのでそちらも参考に。初日は映像作品中心。漫画家ウィスット・ポンニミットくんの新作アニメや突抜天才ウィットさんのお絵描きVJなどなど、おもしろさ(頭で考えて理解できるおもしろさもあるけど理屈抜きで身体的にビリビリおもろい、と感じてしまう!)に泣き、笑いました。)b0054875_18145674.jpg

ライブはsaliba bastardというバンドが出演。遠藤さんから「超ドへたでクールなスクールロックバンド」と教えられていたのですが、これがまさにそんな感じで!私のツボでした。見た目も可愛い男の子4人バンドの非力きわまりないヤラセ的ギターバトルはキュートで失笑スレスレの爆笑を誘います。とくにドラムがやばくって、顔が可愛いのになんか叩いてるときに口が開いててアホっぽいしちょっとオドオドしてるし、指先のない手袋しててかっこつけてるし、シンバルの位置が異常に高いのにhitが安定してないので倒しちゃいそうで危ういし、うまさよりももっと大事な「一瞬・青春・きらめき・奇跡(なんじゃそりゃー!)」を感じました☆(ほんとかよ!)。スリルってドキドキ、ドキドキは恋に似ているって感じスかね!こういうものを見られるって幸せ。意外に曲も良いんだよね....不思議ー!salivaを見終わった後、遠藤さんに「ね、Kiiiiiiiiと対バンさせたらいいなと思った気持ちわかるでしょう?」と言われ、「ホントだね!」って気持ちで光栄やら悔しいやらでほんとはちょい涙が出ました。私もこの場、この空気に、見るだけじゃなくて作り出す方で参加したかったよ....!

その翌日はSOI electronica night。友達の結婚式に出ていた私にFAR EAST SATELLITEのディレクターのスギヤマさんから「futon最高ー!」みたいなメールが届く。番組で音を聞いたときに一番気になったのはfutonとcliquetpar、それからbear-garden。前出の二組はelectronica nightに出演だったので見られず無念...。しかもfutonはステージがまたおもしろい!ってのも聞いてたし...ハーいいな!(結婚式たのしかったからオッケーだけどね!)

そして最終日10/31、Buffalo daughterも出演のSOI Rock nightにDJ子供君と出動。
これは前にFAR EAST SATELLITEのwebに書いたレポート。(レイキンじゃなくてタダちゃんの方がね)

“SOI-Rock night”速報

“SOI-MUSIC FESTIVAL”、番組スタッフ・タダレーコは初日の“SOI-Visual night”に続いて3日目の“SOI-Rock night”に参戦。出演は、バンコクからBear garden(女の子ボーカルのバンド)、Death of a sales man(文系男子ギターロックバンド)、Photosticker machine(スタジオミュージシャン系超絶テクバンド)そして日本からは我らがBuffalo daughter! そして前情報でスペシャルゲストとしてmodern dog(バンコクの超人気ギターバンド)のpodさん、ショーン・レノンさん、そしてChibo mattの本田ユカさんが来ると聞いてたので楽しみにしながら青山CAYへ。

やむをえず遅刻して行ったらBear gardenは終わったとこで(トホホ!)、続いてDeath of a sales man。見た目がもんのすごくたよりな〜い5人組(とくにギター2人は中学生のバンドかと見まごうほどの雰囲気が頼りねーの! ボーカルは黒ぶちメガネ)にもかかわらず、音は分厚い、というかものすごい安定感&グルーブ感! ちらしに「ベック、レディオヘッドに影響を受け…」と書いてあり、まあその感じのギターバンドなんだけど…独特! なんかからっとしてるというか、バンコク通過するとこんな感じになるのかー!と思った。VJもよく合っててグー。メロディーも良いしCD欲しい! 

続きましてThe photo sticker machine。浅野忠信主演の映画『地球で最後のふたり(Last life in universe)』)のサントラを手がけたバンドなんだけど、普段はみんな別のバンドをやっており、このバンドではあまりライブはしてないらしい。サントラはちょびっと聴いたけどオシャレな感じだった。の、だが! ライブはまずインストでスタート。かなり平均年齢が高い。そしてベース(ぴたっとした七分袖の黒いTシャツを着ている)もギター(ストラップ短い&ヘッドがない)も異常にテクニシャーン。なんつうか、よくわかんないんスけど、フュージョン! スタジオミュージシャン! ってかんじ(フュージョンってよくわかんないっすけど…ステレオタイプなイメージですいません!)。シンセとドラムも然り。2曲めでヨーロピアンな若い女の子が現れてボーカルをとり『地球で最後のふたり』のサントラに収録された曲を歌った。一曲終わると「次はワタシも大ファンのシンガーの登場です」とアナウンスして退場。

すると会場にものすごい形相のなまはげが美人になったみたいな女子が現れる(長くのばしたボリュームのある黒髪とボリュームのある黒いロングドレス、額には赤いライトストーン風のものでできたティアラとハチマキのあいのこのようなものをつけている。顔はディズニーの「白雪姫」に出てくる魔女風)。そのスピリチュアルな(?)見た目にすでに度肝をぬかれているというのに、歌いっぷり&踊りっぷりも豪放、というか味付けが濃くて軽く胃をやられた。でも聴いてるうちに意外とこの超絶テク・フュージョン(80年代のNY風)&ナマハゲビュ−ティーオリエンタルスピリチュアルシンガ−対決、悪くない、いやむしろおもろい音かも....なんて思えて来ちゃうからアラ不思議。SOI-FESマジック!

この後、主催の遠藤さん木村君の「SOI」ご両人から、協力してくれたみなさんへの感謝の気持ちが述べられスペシャルゲストたちの紹介。ポッドさん、ショーン、ユカさんが登場!!! わー!! Buffaloの大野さんがベース。ユカさんは銀色の2本角をつけててとってもキュート。まずショーンがボーカルで一曲、続いてポッドさんがボーカルで一曲。即席のバンドなんだろうけどさわやかなまでに一体感のある演奏でなんか会場が暖かくなる(or 温かくなる)。短かったけどとってもスペシャルな時間だった。ちなみに大野さんはモダンドッグの新曲のプロデュースをやってるそう。楽しみ!

そしてそして最後はBuffalo daughter。チラシ&ライナーにかいてある小野島大さんのコメント「ポップでキュートでエクスペリメンタル。ミニマルでモンドでサイケデリック。エレクトロでプログレでロックンロール。メカニックでフィジカルでスピリチュアル。トリッキーでユーモラスでストレート。ニュー・ウエイヴでオルタナティヴでパンクでファンク。そのいずれでもなく、またそのすべてでもある。」のとおり、ほんとにBuffaloは、Buffaloのライブは、すばらすぃー!!音が気持ちよくてしょうがない。全員かつらをつけて登場(ほんとみんなチャーミング)。そうか、今日はハロウィンだもんね。あとはもう……I can't discribe!!(出たー! レポート失格!)とにかくよかった、踊りまくってきた。しかし時間が押し押しでアンコールの途中で退出…。無念!でもエキサイティングなものをインプットしすぎて早くアウトプットしたい!と体がブルブル。
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しっかし、今回来たタイ・ピープルたち、ほんとみんなすごかった(わたしの心のMVPは3日間通しでVJをやっていたウィットさん! どのビジュアルもほんとに刺激的だしおもしろいし……すごい才能です)。

“SOI FES”3日間のうち2日間ずつ参加したFAR EAST SATELLITE番組スタッフはもう完全にタイのポップカルチャーのやばさに気付いてしまって、今週末は“FAT FESTIVAL”(タイのインディー音楽をかけまくるラジオ局「FAT RADIO」が主催の大規模な音楽イベント。でも音楽だけじゃなくいろいろ出るらしい。一つのジャンルに固まらず、いろいろなカルチャーがフリーにミックスされてるのがバンコクっぽい、のかな?)を観にバンコクに行くことをいきなし決意(タイ初上陸!)。みんなも行こうぜー、渡航費往復32800円だよ!ぜひぜひタイ・カルチャーをがつん目の当たりにしに行こう!
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そんなわけで、スギヤマさんと「バンコク行きたいすねー」「来週FAT FESだねー」「行きますかー?」「行っちゃうか!」となったのですよ。こういう時に来た波みたいなものにのれるかのれないかで人生の楽しさが決まるような気がしちゃうので、私はこういうの絶対のります。だってのらないとおもろくないっしょ!お金ってこういうときに使うんっしょ!無い金もひねりだすっしょ!futonとcliquetparとbear-garden見るっしょ!!

....というわけで、やっとプロローグが終わったっちゅう感じだね。ワタシさあ〜、話が早いんだけど長い〜よね(←ダラダラしゃべんな!)めんごめんご!

ともあれ、FAT FESは11/6,7の土日なので金曜の夜に出発しようと言うことになり11/2から航空券探しを行い、11/4昼に格安航空券(ユナイテッドで行くタイ・バンコク直航便¥5万円也。32800円航空券は乗り継ぎが大変だったので時間がない我々には不向きだったのであります)をスギヤマさんともども購入!(ギリギリセーフ!)

11/5は朝からラジオの収録で、私はスタジオには行かず会社で待機し、来週1週間のぶち抜きド休みへのほのかな詫びを態度でしめしつつ、収録した番組のダビングとキューシート、発送準備などを昼の2時半まで行い、バックパックをしょったスギヤマさんと会社を出発(スギヤマさんはなんと月曜帰りの2泊3日コース!私は一週間滞在するのでちっちゃいガラガラ引くトランク)。品川発の成田エキスプレスの券を買ったら3000円。た、高いー!弁当を買ってたらせっかくの成田エキスプレスに乗り遅れそうになるがダッシュですべりこみセーフ。成エキに乗って飯を食うやいないや爆睡。あっちゅうまに空港です。

しかし何度来ても空港っていいよね...。飛行機大好きだし(小学生男子)、旅だなァ〜って感じ!入念な荷物検査にひっかりつつ(偉いぞ空港!なにかあってからでは遅いのです。)無事チェックインし、ピザとビールで出発祝い。ゆとりを持って搭乗ゲートにむかったはずなのに途中の本屋でどえらくひっかかってたら「お客様のお呼出を申し上げます、スギヤマさま、タダさま....」と前回のデンマーク旅行の時同様うっかり最終搭乗者。私が通ると無線で「タダ様通りましたー」とトランシーバーで連絡されてる...ごめんちゃい!冷ややかなお客さんの視線に耐えながらなんとか搭乗&着席。ビールとダッシュが効いちゃって救命胴衣の説明を受けながらまたも爆睡...。
7時間後にタイに着きまーす。(つづく)
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by kiiiiiii | 2004-11-16 11:58 | Lakin's THAI diary